朝会(表彰)・4年理科の授業
2024年11月22日 12時42分朝、表彰朝会がありました。
今月も多くの受賞があり、県小・中学生のふるさと学習作品展を始め、人権メッセージコンテスト、市小中学校合同作品展、うしお10月号、陸上運動通信記録会今治・越智大会、県小学校陸上運動記録会など、のべ60人が表彰(伝達を含む)されました。
校長先生は、「大きな学校ではないが、多くの賞状からみなさんの頑張りが伝わってきます。吉海小学校は素晴らしい学校です。誇りに思います。」と話されました。
4年理科では「水の3つのすがた」を学習しています。今日は、楽しみにしていた氷ができる様子を調べる実験でした。冷凍庫の中には氷がありますが、氷ができる様子を見るのは初めてです。
まずは、冷凍庫の温度を測定し零下14度であることを確認し、冷却用の氷水を作りましたが、水温が氷点の0度を下回りません。
そこで、氷水に寒剤として食塩を投入すると、ぐんぐん温度が下がり始め、零下6~9度を作り出すことに成功しました。
いよいよ試験管に4分の1ほど水を入れ冷却を開始しました。しかし、しばらくしても氷ができません。デジタル温度計で試験管の中の水温を測定すると、零下4度。すでに氷ができてもおかしくない温度に児童は考え始めます。
「試験管の水にも食塩が入ったのでは?」「新しい水でやり直そう」
そんな話をしながらデジタル温度計を抜いた瞬間、一人の児童の試験管の中の水が一瞬でカチンコチンに凍りました。
「うわぁ!」「えっ?」「一瞬で?」など、驚きが教室に広がりました。早速、みんなが真似すると、あちらこちらで「凍った!」の声が聞こえました。
そこで、過冷却現象について教師が説明し、効率的に冷やせるよう零下8度の食塩水が入った大きな水槽を準備しました。
子供たちは何度も凍らせたり解かせたりして、氷ができる様子やできた氷の観察を夢中で楽しんでいました。